医療法人社団 ふらの西病院

【所在地】北海道富良野市桂木町2番77号 【TEL】0167-23-6600 【事業内容】病院、訪問看護ステーション、介護相談センター

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地域に根ざした優しく思いやりのある医療

職員同士の人間関係のよさと、働きやすい環境も自慢

富良野駅からのアクセスも便利な“ふらの西病院”は開院から25周年を迎えた

職員の笑顔が印象的な「ふらの西病院」は、1991年に開院した病院。

診療科目は内科・小児科・外科・整形外科・脳神経外科・眼科・麻酔科・リハビリテーション科と幅広く、病床数は142床。

一人ひとりの患者さんに目が行き届き、温かい雰囲気の病院だと評判だ

松田院長も毎年浴衣で参加する“北海へそ踊り大会”。20名を超える図腹踊りの迫力と女性陣の浴衣踊りの美しさが祭りを盛り上げる

8月には近隣の町内会と「ふらの西病院夏まつり」を共催するほか、富良野名物「北海へそ祭り」にも毎年参加。

地域に開かれた病院として、住民に親しまれている。

カラフルなユニフォームが似合う松田英郎院長。休日はサイクリングやドライブ、温泉でリフレッシュする

院長と理事長を兼任する松田英郎さんは、明るく気さくな人柄で慕われる61歳のベテラン医師。

開院当初から院長を務め、内科医として医療の最前線に立ち続ける。

旭川の高校を卒業後、金沢医科大学で医学を学び、勤務医として札幌市、丸瀬布町(現在の遠軽町)、北見市、沼田町で経験を重ねた後、富良野へ。

住民みんなが健やかに暮らせる環境づくりをと、ノルディックウォーキングの普及活動にも尽力している。

ナースステーションの前で集合。患者さんや家族の心を癒す明るい笑顔は、病院の財産だ

「今は医療・介護・健診・保健が一体となって、社会を支えていく時代。

長年お世話になってきた富良野に恩返しをするため、地元に根ざした地域包括ケアのサポート体制を作り上げようと、職員一丸となって頑張っています」

リハビリテーション室で、なごやかに患者さんの機能回復をサポート

職員は、富良野以外の出身者も多い。

家族の転勤で引っ越してきた人もいれば、富良野にあこがれて移住してきた人もいる。

なかには富良野を観光中に病院の看板を見かけ、求人の有無を問い合わせてきた人までいるというから驚きだ。

受付は病院の顔。来院する人、一人ひとりに丁寧に対応する

より充実した医療と介護を提供するため、現在も看護師や理学療法士、作業療法士ほか、さまざまな分野の職員を募集中。

院長は「明るく前向きで、人に優しく、人を思いやれる人なら、いつでも大歓迎ですよ」と笑顔で語る。

看護助手や介護職など、医療・福祉関係の資格がなくてもできる仕事もあるので、関心がある人にはぜひ挑戦してほしいそうだ。

院長の一番の自慢は、病院内の人間関係がいいこと。

職員同士が和気あいあいとコミュニケーションを図りながら、チームが一体となって新入職員をサポートする体制を整えている。

看護の現場では、新人を先輩がマンツーマンで指導するプリセプター制度を取っている病院も多いが、同病院では部署全体で新人をフォローする。

いろいろな人から、いろいろな考え方を学んでもらうのがねらいだ。

十勝岳周辺の山並みを望む、自然に恵まれた環境

136人の職員のうち約70名の看護職の中には、子育て中のお母さん看護師も多い。

病院のすぐ近くに24時間保育を行う託児所があり、職員の育児をサポート。

子供が急に熱を出した時などは、職員同士で助け合うことも。

子育て中の女性が働きやすい環境に感謝しているという村井さん。3人の子のお母さんだ

外来で3年前からパート勤務中の村井瞳さんは、旭川出身。

留萌などの病院に勤務した後、夫の転勤で富良野へ。

3人の子供は今、小学校3年生と2年生、幼稚園の年長さん。まだまだ手がかかる年頃だ。

「うちの病院は、規模がちょうどよくて働きやすいんですよ。スタッフ同士の交流も活発ですし、子供のために急に休まなければならなくなった時も、子育て経験のあるベテランの先輩がカバーしてくださって助かっています」

今は朝8時30分から午後4時迄の6時間半勤務(プラス休憩1時間)だが、働き始めた頃は幼い子供たちのために、朝8時30分から午後3時30分の6時間勤務(プラス休憩1時間)にしていた。

土曜も以前は人手が足りない時だけ出勤し、育児と仕事を両立させてきた。

入院中の患者さんが少しでも心地良く過ごせるように、心を込めてベッドを整える

「家庭環境にあった働き方を相談できるのが、この病院のいいところ。富良野は転勤族の方が意外と多いので、看護師免許を持っていて、今は働いていない女性もいるはず。病院の託児所はパートの職員も利用できますし、職員同士で子育ての相談もできるので、お母さんたちも働きやすいのでは。出産や育児で看護の現場を離れてブランクがある人も、家庭人として磨いたコミュニケーション力は、患者さんと接する時に役立つと思います」

外来の看護師は複数の診療科目で検査や診察の介助を行うため、富良野地区で唯一の脳神経外科でも経験を積むことができ、勉強になっていると村井さんは語る。

今は外来のエキスパートを目指しているが、将来は病棟も担当してみたいとの希望もあるそうだ。

患者さんのようすをチェックしながら、点滴を調整

看護師1年目の河井美里さんは、富良野看護専門学校の卒業生。

生まれ育った富良野で看護の仕事に就き、少しでも早く仕事を覚えようと毎日頑張っている。

今は日勤専門で、入院患者さんのケアを担当。

朝から点滴の準備やおむつ交換、病棟の巡回、昼食の介助、バイタルの計測などを行う。

夜勤者との申し送りも大切な業務だ。

看護職に関心を持ったのは、大好きな祖父が入院した時。

「いつも元気なおじいちゃんが気落ちしていて、どう声をかけたらいいのかも分からなくて。そんな時、看護師さんたちが支えになってくれて、自分もこんな人になりたいと思ったんです」

目を輝かせてそう語る河井さんが、この病院で働きたいと決意したきっかけは、実習に来た時に、温かみのある看護を肌で感じたこと。

あこがれの職場の一員として働くようになってからも、患者さんに叱られたり、自分はまだまだダメだと落ち込んだ時、励みになるのは先輩たちの姿だ。

温かみのある看護に引かれ、就職先を決めた河井さん。学びたいことは山ほどある

「私の夢は、患者さんの気持ちに寄り添える看護師になること。今はまだ余裕がないけれど、先輩たちのように素早く処置をしながら、患者さんとしっかり会話ができるようになりたいんです」

お互いに励まし合える新入職員仲間も、河井さんの元気の源だ。

同じ看護職やリハビリテーション部門、ソーシャルワーカーの同期と、月に1回はシフトの合う時に集まる。

一緒に食事をしながら、おしゃべりするひと時は心からリラックスできる。

「北海へそ祭り」で、一緒に仮装をして病院名のプラカードを持ち、街を練り歩いたのも忘れられない思い出だ。

先輩にも仲間にも恵まれた職場で、理想の看護師を目指す河井さん。

夢に向かってひたむきに頑張る気持ちは、きっと患者さんたちにも伝わっているはずだ。

企業概要

企業名 医療法人社団 ふらの西病院 
所在地 〒076-0038 北海道富良野市桂木町2番77号
電話番号 0167-23-6600
FAX 0167-22-3508
ホームページ http://www.furano.ne.jp/f-w-hosp/
設立 1991年10月1日 開院
事業内容 病院、訪問看護ステーション、介護相談センター

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